5月28日に三日間四回にわたった劇団阿彌の演劇「阿彌南陀無」の公演が無事に終わりました。
日中は自身の能の稽古と、能の仕事があり、それを終えた後に夜7時から10時過ぎまでの稽古。
帰宅は12時を過ぎるという日々でした。もちろん食事はその後です。
内容はなかなか重いものでした。
只あまり身体を酷使するものでは無かった分、その静けさの中で、自分の心は色々に動き、それが果たして、自分の表現として舞台上に見えたのか、と、やや心配しています。
自分が意識しない内に身に備えられた能役者としての身体と声を精一杯使ったつもりですが・・・。
いずれにしても能でないこのような現代演劇に出演させてもらえる事も、自分の貴重な体験の一つとして無駄では無かったと思っています。
どこかできっと自分の肥やしとなっている。と。