今年で21年目になる川崎市文化財団主催の夏休み能楽・鑑賞教室が今年も開催されています。
すでにオリエンテーション、体験の日程は終了。今年も4歳のこどもから大人まで、多くの皆様が謡、仕舞、笛、小鼓、大鼓、太鼓の稽古を体験されました。あとは7月31日の能「羽衣」鑑賞を残すのみです。
詳しくは川崎市文化財団のホームページへ→こちら
去る27日のオリエンテーションの後、川崎能楽堂のこども能楽教室で稽古を続けているこども達と、逗子市にて稽古をしている子ども達による仕舞と謡の発表会がありました。子ども達の気合のこもった熱演に、観客の皆様から暖かい拍手を頂戴しました。
川崎のこども教室は鵜澤久が指導しております。逗子市のこども教室は、銕仙会の柴田稔さんが指導されております。今回逗子子ども能の皆さんは友情出演して下さいました。有難うございます。
こども達にとって、お互いの舞台を観ることはよい刺激になったのではないでしょうか。これからも交流を深めていけたらと思います。
しかし残念ながら27日の発表会に出演できなかったこども達がいます。それは、鵜澤久、光の指導する塩尻市文化財団主催の塩尻こども能教室で稽古を続けているこども達です。塩尻市の小学校は27日が終業式だったので、出演を見送ることしかできませんでした。
そこで川崎市文化財団のご好意により、31日の能「羽衣」鑑賞のあと、休憩を挟み川崎能楽堂にて特別に塩尻こども教室の子ども達の発表会をさせて頂ける事になりました。
普段こどもたちは塩尻市のホールで稽古しているので、能楽堂での発表会をとても楽しみにしています。川崎こども教室のこども達も、友情出演してくれることになっています。
なお7月31日の能「羽衣」鑑賞についてですが、残席はわずかとのこと。詳しくは主催の川崎市文化財団(044-222-8821)にお問い合わせ下さい。
鑑賞能終了後に致します川崎こども能楽教室、塩尻こども能楽教室合同発表会につきましては無料、予約不要、ご来場歓迎です。